2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

深呼吸する言葉・春眠至福

ヤドカリのように あなたの腕枕にくるまれ 春の波間に眠る。

深呼吸する言葉・バレてるじゃない

被害者のフリした犯罪者の轟く怒鳴り声。 隠せない動揺の糸が攻撃的にほころんで行く。

深呼吸する言葉・引き算したい感情

優し過ぎないほうがいい。 「やさしさ」が、うまく他と調和して行かない時、 「すぎる」ことが、こころの内側で乱反射して 苦しくなるから。

深呼吸する言葉・Mr.スーパーG

地球の引力より最強、あなたの引力。 私の中からひっぱり出された恋ごころ。 はにかむほど露わに激的変化をとげた恋姿。

深呼吸する言葉・つまずき

赤ちゃんが躓けば、スッと差し伸べられる手。 おとなが躓けば、取り囲まれる遠慮のない仕打ち。

深呼吸する言葉・ブランコ

空中でドルフィンキック。 つま先で、空を突き破るくらいブランコを漕ぐ。 そのまま滑り込んでしまおうか、 横で揺れてる、貴方の微笑みの中へ。

深呼吸する言葉・愚痴ばっかり

恋の炎も、「GUCHI・BACCURY」社製の消火器を 嫌になるほどお使い頂ければ、鎮火は確実です。

深呼吸する言葉・心が濁るニュースの夕べ

お米の研ぎ汁も、憎しみのにごりも、あまりに濃い。 せっせとすすいで、水をこぼして、せめて美味しいごはん。

深呼吸する言葉・地球が包まれる日

ささやかな幸せを願う心が、 ビフィズス菌のように増え続け、地球を包む。 蝕むものを食む、底力のある心のカタチ。

深呼吸する言葉・泣き落し

泣いたり vs. 泣かれたり、 涙に弱いところを突き、突かれ、 そんな始まりの恋愛物語に、 前途多難の雨が降る。

深呼吸する言葉・感情コントロゲーム

感情のコントロールゲーム。 憎しみ、恨み、強欲、憂鬱、攻撃性。 全部、フリーズドライになって崩れ去る。 そんなゲームソフトがあればいいのに。

深呼吸する言葉・桜散り…

葉桜に毛虫。 落書きにケムンパス。 小学校の男子に書けぬ者はいなかった。 赤塚不二夫におののく毛虫も仲間入り。

深呼吸する言葉・またお会いしましょう

桜組大スター「染井よしの」は、再び一年間の休業宣言をいたします。 (in Yokohama)

深呼吸する言葉・バンパイアのように

悪に染まらない心ばかりを喰らう悪人は、 善人に依存する禁断症状が出てしまう。

深呼吸する言葉・花言葉/やさしい愛

ちら、ちら、オレンジ色の点滅。 仕事場の窓越しで、風に揺れるポピー発見。 風来坊の種が春に急かされ、ぐんっと育った模様。 誰かが、やさしい愛を届けてくれた。

深呼吸する言葉・桜の国

もとは同じ一本のソメイヨシノ。 種子族でないソメイヨシノがすべてクローンなら、 日本中、桜が生け花のように飾られていることになるわ。 淡く儚げな命は、さらに、いっそう美しい。

深呼吸する言葉・恋のドロップ

恋の熱で、勇敢という味のドロップが溶け出した。

深呼吸するる言葉・春は爆発だ

すごいの。爆発的。 葉っぱ、びゅんびゅん、ロックンロール。 風の応援に、喜びのウェイブ。 はじけて輝く発芽の海を、サーフィンする瞳。

深呼吸する言葉・カムバック、原っぱ!!

むかしの小学生、めぐみの原っぱで植物採集。 「つくしの卵とじ」ほおばる春の夕餉かな。

深呼吸する言葉・カエルの歌のように♪♪

「こうだったら、いいなぁ」と思えることは、 その先に、自然と、笑顔の輪唱が続く。

深呼吸する言葉・夢ホタル

心のひだに蛍が飛びかう。 澄んだ闇のなかで煌めく夢あかり。 心枯れれば姿消す儚きもの。

深呼吸する言葉・立ち退かない冬

「地球温暖化」と「からだ寒冷化」は、かなり深刻。 元気が“すかんぴん”になる前に、いたわってね。 (体内レシピの水分と鉄分も忘れずに)

深呼吸する言葉・精神契約

万能の神へ願いごとの担保は、この寿命10年分。 明日も知れないあなたの命に奇跡は起こらなかった。

深呼吸する言葉・ぜったい

絶対という言葉は幻想的。 根拠もなく、ありえないけれど、気休めになる。 バラ色ではないが、恋の呪文のよう。

深呼吸する言葉・ひとりよがり

理性のピンを人格から抜いて、あっちこっちで自爆。 耳栓に届かぬ父や母や子の想い。

深呼吸する言葉・うつむかず・・・

前を向いて歩いていると、よく見える。 経験したことをどう扱って人格にして行くのか、その様が。

深呼吸する言葉・花嵐

ひらひら舞う桜を愛でていたら、突然、雲行が怪しくなり一陣の風。 散った花びらを掬いあげ、「ごーっ」と渦巻く幾千万の花弁。 劇的な花吹雪に精霊を見るような神々しさは、わずか三分ほどで消え、 また、ひらひらと。

深呼吸する言葉・まだ

ひたむきな あなたが好き。 でも、あなたを からめとろうとする 天敵の非常ベルが まだ、未完成。

深呼吸する言葉・春の不思議

「おばあちゃん、紙芝居きた!」 布団からスクッと立ち上がり、 帯に挟んだ虎の子から小遣いを渡す祖母。 それは、渾身ふりしぼる孫への愛だったのだ。 脳卒中なのにあり得ない春うらら。

深呼吸する言葉・バイバーイ

太陽のしっぽを見失って、黄昏どき。 世界は暗転し、さみしさの中に壜詰めされる。 心細さをかき分け、もつれる足で急ぐ家路。 ドアを開ければ、安堵という明かりにぶつかり、 何かでいっぱいになる子ども。