2009-10-01から1ヶ月間の記事一覧
文化系、体育会系もいいけど、これからは暮らし系かな。
海のはじっこを捕まえようとする子ども。 寄せる好奇心。後ずさりする恐れ。 波打ち際は、エアー綱引きで大騒ぎ。
大切な想いはそのままに、毎日、上書きされて行く私。
幼い子どもを先に行かせるでなく、 さっさと、前を歩くお母さんたち。 胸に木枯らしが吹く町。
きれいで、薄情な花がいっぱい咲いている。 「かばう」という感情を抱えて、 ど根性大根が、地面の下で出番を待っている。
みみをなでてくれる あなたのことばに であいたくて まちぼうけ。
怒り心頭、悪態の限りを尽くし、吹き荒れる亭主。烈火のごとく、食ってかかる怒涛の女房。 風と海。太古の昔から夫婦ゲンカは尽きないが、仲の良い時、世界は絶景だ。
疲れ、時々お菓子。 ちょっとだけ、時間は通行止めにしましょう。
「これっきり、これっきり、これきりですか〜〜♪」 「流れ星」と聞けば、必ず降ってくる唄だ。
心ごわごわ、口調パサパサ。「楽しさ」に浸け置きしたら、かなりフワフワ。
飛び出したソラマメは、家業を継ぐ。 温かくて、寝心地のよい、最高のさや布団を生み出すために根を張る。
植木職人となって、この複雑な気持ちを強気でバッサリ。 しゃんとしたら、秋空と目がぶつかった。
のし棒に耐えたぶんだけ、心の生地がまるく広げられて行く。
屈折と苦節。「っ」で塗り変えられる世界。
熱い直列的愛情と、柔らかい並列的愛情と。その両方を持っていたい。
言葉のアドレナリンは突き抜けて刺さり易い。
あと一味のことなのに、もうちょっとで良くなるのに、硬くて沁みないね、この頭。
オムライスが人生の皿を飾る夢の卵だとしたら、 赤いケチャップで印されたのは熱い、確かな思い。
毎日、頭の中で描く「仕事山積みカルタ」。 読み札は、家事、仕事、子育て、全般。 迅速に片づけられ、消えゆく取り札。 たまには混ぜたい、家事の手抜き札。
大人になると、ぶら下がるものがなくなって行く。 昔、「ぶら下がり健康器」を流行らせた、なごり夢。
相手に照らされて、 透けた先にあった、 こんな心。
こころを裏返しにして笑い転げる子ども。 何かが放電されて、陽だまりになった。
コントロールの効かない洗車機から出てきた日本列島。 空は澄んでも至るところ傷だらけ。大地は素知らぬ顔だ。
鋭く尖った鋭利な言葉を自分や他人に向けそうになった時、 それを納めてくれる勇者は「わたし」の内側にいる。
ケチをつけられた、その一粒の言葉でグリコのランナーと化す。 砕けた好意を拾い集め、猛ダッシュで離れること百メーター。
毎度おなじみの、虫食い、ひっかき傷。 カケハギだらけの、心のひょうめん。 修理できるって、さいこうの技術だよ。
どれだけ、私の名前が呼ばれたのかな。今まで。 チリも積もれば山となり、心のなかで山びこが聞こえる。 返事の代わりに勇気が立ちあがる。
紅葉が目に焼きつくように、報復の形見分けをする自殺もある。
いのち発火。鉄腕アトムになって空を飛びたい。 そんな、生きる意志を持つ子どもの鼓動。
思考から老廃物除去。 伸びやかに岩盤浴させて、深淵を温める。 吐露を汗に変え、嫌な人になっている毒を絞り出す。